鈴と翼の出会い

第一節/初顔合

此処は山奥、と言っても木は薄らとある程度。其処に一人の女性が歩いている。
体付き、がたいは確りしていて、
それでいて女の色香を醸し出している。其の胸ははちきれんばかりに、
たわわに実った果実のようである。
服装は道士の服に自分で寸法したような切れ込みのある服。
シンプルではあるが動きやすそうである。
彼女の名前は鈴、先日陰陽道の修行を終え修行の旅に出て早数日、
森に現れる妖魔を滅する事が続いたある日の事・・・。

鈴「ふぅ。疲れた。休憩しようっと。」

きこりが切った後の切り株に腰掛け休憩を取る鈴。ふと空を見ると、
大きな蝙蝠が空を飛んでいる・・・ように見えるが蝙蝠の翼を持った女性が、
空を飛んでいる・・・。

鈴「妖魔!!此は一大事!!」

手に氣を溜め放出。解りやすく言えば気孔波の類を、其の妖魔に当てる。

妖魔「♪〜・・・!!ぶは!!!」

見事ヒット!妖魔は木葉のように落ちていく。鈴は妖魔のところに駆け寄る。
鈴は妖魔を落としただけで鈴の優位に事を済ませるように落としたのだが、
其の妖魔は殆ど無傷であった・・・。しかも普通の妖魔は、
獣より醜い姿をしているにも関わらずそいつは鈴に匹敵するくらいの、
プロポーションをしていた。しかも普通の人間の服、
上は厚手のランニング、下はGパンと言う至って普通の姿、
流石の鈴も此れには吃驚した、尚且つ日本刀とショットガンを、
装備していることにも驚く一つであった・・・。

妖魔「痛いなぁ・・・、いきなり何するんだよ!」
鈴「・・・よ、妖魔のくせに生意気な!!」
 「妖魔って・・・私にはちゃんと翼って言う名前もあるんだから!」

此れが鈴と翼の初めて顔を合わせた瞬間である・・・


第二節/初戦

対峙する鈴と翼。翼は構えては居ないが鈴は既に臨戦体勢。

鈴「滅せよ!妖魔め!」

そう言うとつ翼に飛び蹴りをかます鈴。翼は、
咄嗟に避ける。避けたと同時に持っていたショットガンを鈴に向ける。

翼「痛い目に会う前に人の話を聞きなさい!」

が、鈴は臆する事無く翼に体当りしようとする。翼、引き金を引く。
爆発音とともに散弾されるが、陰陽の力により身体の周りを、
氣で防御している鈴。腕で弾総てを弾いてしまう。

鈴「たぁ!!」

翼の腹に拳を入れる鈴。直撃して口から血を吐く翼。反動で、
後ろの樹木にぶつかる。樹木は反動の威力で折れてしまう。

翼「くぅ・・・無茶苦茶だなぁ・・・タオ関係は・・・。」

激しい威力であるにも関わらずダメージが大きいと見えない翼。

鈴「妖魔よ!此れで滅びよ!」

鈴、巨大な氣の玉を翼にぶつける。が・・・!!

翼「!!」

翼は氣の弾を持っていた日本刀で居合斬でぶった斬る。

翼「陰陽の力とてこの刀は弾けないよ。」

刀を持ちながら鈴の間合いと刀の間合いの接点を計る翼。鈴も其れを感づいて、
離れようとする・・・が翼、刀から手を放す。

翼「貴方、名前は?」
鈴「・・・鈴。其れがどうしたの?!」
翼「私は翼、貴方の言う妖魔じゃないよ、でも今は埒があかないから、
  何れ何処か出会えたら其のことは話すわ。今は!!」

翼の背中にあった竹薮に逃げ込む・・・。

鈴「待て!」

が、竹薮に消えた以上、探すのは困難と察した鈴。息を吐き、
陰陽力の法を解く。とへなへなと座る鈴。疲れたようだ。

鈴「翼・・・胸・・・おっきかったな・・・。」

空を見上げながらそう呟く鈴であった・・・・・


第三節/再逢

翼を森で逃し氣を落としている鈴・・・と思いきや、
先の事はすっぱり忘れたかのように歩き出す。

鈴「この近くに宿は無いかなぁ・・・。」

日も暮れ始めているので宿の当てを探そうとしている鈴、
修行中にそうした生きる術も教わっている・・・と遠くの方で、
人の光が見える・・・どうやら山奥にある旅館のようだ・・・。
其処の宿に一泊することにした鈴。中に入ると、妙に艶の有る女性が、
受付をしていた。女将だそうだ。鈴は泊まれるかどうかと聞くと、

女将「大丈夫ですよぉ。お客様といれて二人だけですからぁ。
   本日のお客様はぁ。」

他にも泊まっているのかと思いながらも、女将に連れられて、
部屋に入る。女将が人通りのことを言った最後に、
女将「当宿は天然温泉の露天風呂ですぅ。お気軽にご利用下さいましぃ。」
其れを聞いて鈴、居ても発っても居られず温泉に入ろうとする。
壱通り用意して温泉へ、着替場で服を脱ぎ中に入る・・・。
鈴のプロポーションは筋肉質ではあるが女性的な丸みが有り、
胸は搾乳すれば牛乳パックが2,3本いける大きさである・・・が、
普通の女性と違うところがある・・・・・・彼女には、
男性器がついているのである。たまもついてる。男性器の大きさは、
漫画で見るかのような巨大な物である・・・。鈴は湯につかろうと、
湯の加減を見ようとしたとき、人の気配がするのも感じ其方を見る。
どうやらもう一人の客のようだ・・・。湯煙で見えないが、
うっすらと場が明るんできた其のとき・・・・・・
其処には・・・翼が居た・・・鈴は咄嗟に構える、翼も構える。が、

鈴「・・・・・・ついてる。」
翼「・・・・・・ついてる。」

そう、翼も男性器があったのだ・・・・・・



第四節/湯煙決戦

鈴「妖魔・翼!今度こそ滅する!!」

そう言うと小さな氣弾を数個飛ばす。足場が確りしていないので、
蹴りの類は使えない以上、相手の懐に拳で挑むしかない。
翼、氣弾をかわすと同時に鈴が懐に入るのを予想して防御を固める。
先ずは軽い拳撃を入れる鈴、翼は其の拳をあえてくらい、
鈴に反撃する、流石に捨て身の攻撃は防御しづらいので胸元に、
拳撃を喰らう鈴。が翼とて足場が悪いのは同じ。踏ん張れない以上、
大した威力では無い。印を踏む鈴、そうはさせじと鈴に向かう翼。
間合いを取りながら防御して印を踏み終わる鈴。

鈴「邪鬼退散!!」

黄金の氣をぶつける鈴。翼避けようとする・・・が!!

翼「あ!」

足場が悪いは当然、避けようとして足を滑らせる。黄金氣弾を喰らう翼。
大きな光が辺りを包む・・・魔の物の総てこの氣に包まれると確実に滅する。
が・・・

翼「ふぅ。」
鈴「!!!!!!!」

唖然とする鈴。翼、鈴の後ろに回りこみ、鈴の腕を取る。そして・・・

鈴「かふ!」

唇を奪う翼、しかも映画のように噎せ返るほど濃厚な接吻・・・。
最初はもがいていた鈴も徐徐に力が萎え頬を紅くしていく・・・。
唇を離す口元に唾液が糸をひいている。翼、鈴を座らせる。

翼「私は人間だよ、鈴さん・・・まぁ一寸変わってるけどね・・・。」

翼の一族は太古の昔、寿命の枠を越えることに成功した一族。だが、
寿命を消した副作用が人間じゃない部分の発症、翼なら背中に蝙蝠の翼と、
いった感じである・・・・・・。

鈴「ふぅん・・・御免ね。勘違いして、翼さん。」
翼「翼でいいよ、鈴さん。」
鈴「じゃぁ私も鈴でいいよ、翼・・・・・・!?」

ふと触られた感じが来るので辺りを見ると翼、鈴の男根を、
愛撫していた・・・・・・


第五節/宴

鈴の男の部分を愛撫する翼、鈴も嫌じゃないばかりに其れを受け入れる。
お返しとばかりに鈴も翼の男の部分を握って愛撫する。
ともに一般男性以上の大きさなだけに見ごたえは充分である。

鈴「きもちぃい。」
翼「鈴のさばきもうまい。」

鈴の逸物を擦りながら口にほうばる翼。いとおしそうに舐める姿を見て、
感じる鈴。鈴も負けじと翼のものを自慢の胸に挟んで扱き上げる。
翼が下、鈴が上と言うフタナリ同士のシックスナインである。
この光景、かなり珍しい・・・。鈴のたまを舌で舐める翼、
翼の女の部分と男の部分を同時に攻める鈴、鈴がパイズリをすると、
翼は鈴のペニスの裏筋を丹念に舐めつつ軽く噛んだりする。

鈴「あぁあぁ・・・つばさぁ・・・いっていい。」
翼「わたしも・・・だめ・・・。」

紅潮した顔に欲望の固まりの白濁が二人の顔や口に目掛けられるのは、
二人の言葉が出た直後ぐらいである。鈴はパイズリしていたときに、
翼はものを口に含んで居たときに、ともに間欠泉が噴出したかのような、
凄まじい量と勢いで染めていく。二人の体中に白濁が満遍なく浴びせられる。
少しの間二人は絶頂に酔いしれ恍惚感を楽しんでいる。身体についている、
精液を舐めながら。と、鈴は翼の其れをふと見る。
あれだけ出したにも関わらず翼のものは天を目指して勃起していた。

鈴「ねぇ・・・つばさ。」
翼「なに?」
鈴「わたしの膣内に挿れて、つばさのそれを。」

M字開脚しながら誘う鈴。女の部分の上に翼と同じく鈴のものも、
そそり勃っている。

翼「りんのえっち。」
鈴「つばさの満更じゃないくせに。」

媚びた表情を見せながら翼は鈴のもうどろどろになっている膣に、
男根を挿入する。大きいサイズにも関わらず鈴の壺はずぶずぶと、
翼のものを飲み込んでいく。が、

鈴「ん!」
翼「いたい?りん。」
鈴「へいき。つばさのが脈打っているのがわたしのもわかる。」
翼「じゃ、いくよ。」

始めはゆっくりと腰を動かす翼。動きに合わせて喘ぎ声を出す鈴。
翼は鈴の胸を揉みだしながら徐徐に腰を動きを早める。
鈴は其の動きを総て受け止めるが如く喘ぎ声を出す。自分のものを、
扱きながら。

鈴「あぁ・・・いひぃ・・・もっと、もっとはげしく!!」
翼「りんのなかってさいこー。」

少し体勢を変えて騎乗位になる。鈴は自分の腰を動かし、
自分の胸を鷲掴みしながら翼の膣を弄る。

翼「んんんんんん!それ・・・いひ・・・。」

微妙な痙攣を起こしながら翼は更に腰の動きを早める。又状態を変えて、
後背位で腰を動かす翼。

翼「い・た・ず・ら。」

そう言って鈴の後ろの穴に指を挿入る。流石に此れには吃驚した鈴。

鈴「あ・・・や・・・んん!!」

鈴には袋があるため前立腺がわかりやすい位置にある。翼は其れを、
触っているのだ。しかも鈴のものをしごきながら。

鈴「だめぇ・・・いっちゃうぅ・・・いっしょにいきたいのに!」

そう言われて翼は又正常位に体位を戻して今まで以上に激しく腰を動かす。

翼「・・・いっしょにいく?」
鈴「うん・・・かおにいっぱいいっぱい、つばさのでわたしをまっしろにして。」

機関車のように腰を激しく動かす翼、鈴の逸物も同様に激しくしごく。
鈴は翼の膣をぐちゃぐちゃに弄る。

翼「いく!」
鈴「あ!」

びゅ!びゅるびゅる!びゅ!
翼の白濁が鈴の顔目掛けて勢いよく発射される。先出したにも関わらず、
同じくらいの威力である。鈴の逸物からも同等の量で出されて、
翼の顔や胸に止め処なく放出される。

翼「はぁはぁはぁはぁはぁ。」
鈴「はぁはぁ。」

二人は抱き合いながらお互いに射した精液を舐めあっている。

鈴「・・・・・・もういっかい、したい。」
翼「ごはんたべてからね。りん」
鈴「うん、よるはながいもんね。」

その後、食事を一緒にとり、長い夜を二人で過ごした・・・。
次の日・・・

翼「私は修行の旅なんだ、鈴は?」
鈴「私も。また・・・逢える・・・かな?」
翼「逢えるよ。きっと。」
鈴「うん。じゃ、再会するときまでの約束。」

翼と鈴はそう言うとキスをする。凄く凄く濃厚なキスを・・・。
こうして二人は又修行の旅に出ることになる。
お互いこれから濃厚な付き合いになるとは、
このとき、まだ確信は持てていない二人であったが・・・。

                              了
<TSUBASA & RIN>
ZED & DiO様より「100000hit記念」の小説を頂戴いたしました!
ZED & DiOさんのオリキャラ「翼」さんとウチの「鈴」との、
出会い〜〜〜(嬉)!  いやぁ、「ふたなり」同士の対戦はスゲェっす(照)。
そして、この二人を題材としたイラストを描く予定にしております〜。
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